量産

デザイン~設計~金型~量産
まで
一貫したものづくりを実現

プレス部品、プラスチック部品、その二つを同時に成形する
インサート部品、金型を用いて量産されるこれら製品を高品
質かつ均一品質で提供するため、プロの職人たちが標準化と
技術の向上に努めています。

お客様の要望を形にし、
消費者のお手元へお届けする

板厚2mmの鋼板を
曲げて、絞って、カットする

板金加工による量産品/プラスチック成形による量産品

ツバメックスはあらゆる物を量産しています

自動車部品/建築用部品/炊飯器用部品/暖房器具部品/パソコン部品/医療用具部品/農機具部品

身の周りにあるものを
なんでもカタチにして量産化

量産担当①「私たちの身の周りにあるほぼ全ての工業製品は金型で作られた量産加工品です。金型を使って量産されているものの代表格は自動車で、金型業界全体における売上げの6割以上を占めます。そのほか、例えば身近なものでいえば蛍光灯もそうですし、本でさえもトリム型という金型が使われます。プラスチック製品にいたってはほぼ100%金型で量産されています」

量産担当②「世の中の金型はプレス金型4割、プラスチック金型4割、その他ゴム金型などが2割となっており、ツバメックスではそのうちのプレス金型とプラスチック金型の量産を同時に行っています。これらを同時に行える会社は珍しく、しかもそれぞれの金型を自社内でつくれる会社はさらに珍しいといえます」

量産担当①「つまり、ツバメックスは「ものづくり」のプロセス全般、デザインから設計、金型、そして量産まで一貫したものづくりができる会社。いわば、身の周りにあるものはなんでもつくれる会社です」

量産担当②「なかでもプレス金型のメインは自動車部品ですが、取り扱う部品は多岐にわたります。そのため、プレス機の轟音とともに製作される部品一つ一つが何に使われているか、見た目に判らないことが多いですが、なかには見てわかる製品もあります。その一例が、アップルコンピュータの筐体(きょうたい)つまり外装です。マックユーザーはツバメックスが筐体を量産したと知らないまま、アップルコンピュータと向き合っていたわけです」

量産担当①「もうひとつ、ツバメックスが量産している知られざる部品のひとつに、炊飯器の蓋があります。一時期は、国内すべてのメーカーの炊飯器の蓋はツバメックス製でした。量産にあたってはインサート成形が用いられますが、金属とプラスチックといった異なる二つの材料を同時に成形する方法です。以前は異なる材料を一緒に成形することはできませんでしたが、技術の向上によりそれが可能になりました」

量産担当②「現在、ツバメックスがこのインサート成形で量産している代表例がガス管のソケットです。プラスチックと金属を一緒に成形することで、ガスが漏れない仕組みになっています」

製品を高品質かつ均一品質で
量産するための標準化と
技術向上

量産担当①「いかにミスをなくしながらスピーディーに量産するか、そのための品質管理を実現するためツバメックスでは量産にあたっての標準化と技術向上に日々努めています」

量産担当②「量産化の現場を担うプロの職人たちは、直接お客さまのもとに届く製品の製造方法の手順だけでなく、目視確認の手順や梱包の手順も標準化しています。例えば、梱包作業でいえば製品を袋に入れる角度すらも決めて作業を標準化しています。そうすることで、より高品質な商品をお客さまへ提供したい。そうした考えのもと、小さなことを少しずつ決めそうした努力を一つひとつ積み重ねながら作業の標準化を図っています」

量産担当①「こうして標準化した手順はISO9001に沿ってマニュアル化されます。それぞれの現場事務所にはISOマニュアルと標準手順書が整然と並べられています」

量産担当②「現在、目視による不良確認の記録も的確に行われていますが、今後はIoTやAIにより人による不良の確認作業は減っていくでしょう。ツバメックスでは既にIoT機器を導入し検証をはじめています」

人はより創造的な仕事を
行えるように

ツバメックスのモットー、それは機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事を行う。プレス部品とプラスチック部品の成形、そしてインサート部品について金型を用いて量産するツバメックスならではの強みをさらに活かしながら、作業のIT化を一層加速させつつより付加価値の高い製品づくりを実現します。

Products